【本の紹介】好きなゲームを実況解説したらゲーム内に届いた!? 「ツンリゼ」

ゲームをしていると、自分とキャラクターが会話するだけでなく、キャラクター同士の会話を俯瞰して見ることもあります。そして時には、「違うそうじゃない!」「ああああああ」とキャラクターたちのすれ違いにジタバタしたくなるような場面も出てきます。そんな時、もし自分の声が届いたら……と思ったことがある人も多いはず!

『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』(著:逆木ルミヲ、原著:恵ノ島すず、企画・原案:えいひ/KADOKAWA)は、そんなありえないことが現実に起きてしまった、実況者とゲーム内のキャラクターの繋がりを描いた物語です。小説投稿サイト「小説家になろう」および「カクヨム」で連載されていた小説が原作で、こちらもカドカワBOOKSにて単行本化されています。

本作品のメインキャラは、次元を超えて2人ずついます。現実世界の放送部の高校生・小林詩帆乃と遠藤碧人、そして小林がハマっている恋愛シミュレーションゲーム「マジカルに恋して」(通称:「まじこい」)の世界のキャラクター・侯爵令嬢リーゼロッテと王太子ジークヴァルト(通称:ジーク)です。小林は「まじこい」への思いを共有できる仲間を増やそうと遠藤に「まじこい」を猛プッシュ。始めはあまり乗り気じゃなかった遠藤ですが、小林を好きなこともあって断れず、その流れで「まじこい」の実況解説をすることに

◆キツい性格は愛情と恋心の裏返し!ツンデ令嬢リーゼロッテが可愛い…!

ゲームを開始すると、ジークがゲーム内の主人公である女の子・フィーネに勉強を教えている中、早速リーゼロッテが登場。リーゼロッテはフィーネに対しキツい言葉を浴びせ続け、場の空気が険悪なムードになってしまいます。でも本当は! リーゼロッテはただ仲間にいれてほしいだけで! フィーネの外聞を心配したり、ジークのことが好きすぎて嫉妬しちゃったりしてるだけなんです!!

遠藤と小林は、このリーゼロッテの状況について早速実況解説をスタート。するとなんと、その声がジークに届いたのです…! 実況解説を“神の声”だと認識したジークは2人の声に耳を傾け、そしてリーゼロッテの本性がただのツンデレであることを知ります。自分のことを嫌っていると思っていたリーゼロッテが、実は自分を大好きだった――。ここでジークは、リーゼロッテを心から「かわいい」と思うのです。

◆誰も死なせたくない! 最高のハッピーエンドを目指す遠藤と小林

リーゼロッテは本来「悪役令嬢」という立ち位置で、破滅の道を行き決して報われることのないキャラクター。主人公はあくまでフィーネであって、彼女ではありません。この悲しい運命を持つ本当は心優しいキャラクターの死を、どうにか回避したい…! 声が届くと知った2人はそう考え、「最高を超えた最高のハッピーエンド」を目指すことに。

ゲーム内のキャラクターたちに真実を教えてあげたい。この、ゲーマーなら一度は感じたことがあるであろう状況を疑似体験できる本作品は、まさに気分爽快! ワクワクが止まりません!! そして実況解説を続ける遠藤と小林の仲も徐々に深まっていきそうな予感! 後半では、元々野球部だった遠藤が放送部に入部した理由も描かれます。こちらの2人からも目が離せませんね!

今年2020年7月31日にはコミックスの2巻も発売される予定の『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』。これからどんな実況解説が見られるのか、リーゼロッテのツンデレが見られるのか、楽しみです。

 

『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』を読む

 

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文=水音 @mizuoto_record



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