【本の紹介】コスチュームは水着にサンタ!? 「戦わない魔法少女」たちのゆる日常

こんにちは!水音です。

外出自粛が続く中、毎日に少しでも楽しみを取り入れたい、と考える人が増えています。そこで水音LIFEでも、オススメマンガの紹介を積極的にしていきます!

今回ご紹介するのは、『魔法少女なんてもういいですから。』(双見酔/アース・スター エンターテイメント)

本作品は、2015年~2018年にアース・スター エンターテイメントが運営するコミック配信サイト「コミック アース・スター」にて連載されていたマンガ作品が原作です。2016年にはアニメ化もされ、可愛いキャラクターたちと平和な日常に織り交ぜられる「容赦ない仕打ち」が絶妙だと話題になりました。

◆『魔法少女なんてもういいですから。』のあらすじ

物語は、ある日主人公である女子中学生・葉波ゆずかが、近所のゴミ捨て場で奇妙な鳥のような生き物・ミトンと出会うところから始まります。ミトンは目が合ったゆずかに「あんた 僕が見えてるのか?」と声をかけ、「魔法少女の素質がある」と話します。

あまりに突然の出来事に「これは夢ですね?」と自己処理しかけたゆずか。でも魔法少女になれるチャンスを逃したくない!とミトンが出した腕輪を受け取り、変身することに。

しかし変身した魔法少女としての姿は、なんと水着!! 恥ずかしがり屋のゆずかには耐え難い衣装でしたが、ここからゆずかの魔法少女生活が始まります。

…とは言っても、特に敵が現れるわけでも戦いが始まるわけでもありません。それでもゆずかは、魔法少女としての力を手に入れ、ミトンがいて魔法が使える以外は特に何も変わりのない日常を送っていきます。



◆『魔法少女なんてもういいですから。』の魅力、見どころは?

◆とにかく可愛い! でも、ミトンたちの扱いが…笑

本作品の魅力は、やっぱりキャラクターやコスチュームの可愛さにあります。ゆずかをはじめ、ゆずかの友達である黒髪パッツンのジト目キャラ坂上ちや、サンタクロースのコスチュームに変身する魔法少女仲間の篠木真冬など、どの子をとっても魅力的です。アニメでは、これに加えて金髪ツインテールの小学生女子・だいやも登場します。

ゆずかとちやは中学生とは思えない優等生で、おまけに可愛くて性格も良く、「え、こんな完璧な女子中学生存在するの!?」と思ってしまうほど非の打ち所がない女の子。真冬もこの2人には劣りますが、成績は中の上、おじいちゃんが営む喫茶店「豆蔵」の手伝いもしていて面倒見も良い女の子です。

本当に、どの子もとっても優秀で良い子なんです…が! なぜかみんなミトンの、そして真冬を魔法少女にしたパートナー・ポチの扱いがとってもひどい!!笑 ゆずかは出会って早々ミトンを「生ごみくさい!」と思いっきり平手打ちしてふっとばし、その後たわしでこすり洗い。

引用元:『魔法少女なんてもういいですから。』1巻より抜粋

その後もゆずかの能力「水」を使って窒息させたり、熱湯をかけたり、ポチのくちばしを無理矢理広げたり…。ミトンもポチも何かと余計なことを言ったりしたりするのでそれも問題なのですが、その時の対応が本当に容赦ありません。これが幼さ故の残酷さというやつなのか…(なんかそれとは違うような気もしますがw)。

また、ちやはゆずかに並々ならぬ執着をしており、百合なキマシタワー展開も多い作品。ちやがミトンにひどいことをするのは、ゆずかへの思いの強さからかもしれませんね。

◆社畜な父親に自由な母親… 個性的なのは女の子だけじゃない!

また、主役となるゆずかやちや、真冬などの女の子たちだけでなく、その周囲にいる大人たちもとっても個性的。例えばゆずかの父親であるヨシヒロは、毎朝始発で出社し終電で帰ってくる凄まじいワーカホリック。アニメでは「5年3か月と6日ぶりに家族団らんができる」なんて発言も。

これだけのブラックな環境で働きながら、「お父さんは好きで仕事をさせてもらっていて」と会社を擁護するような発言もしており、これにはミトンも「見本のような社畜!」と慄いています。

また、ゆずかの母親・みよこも、ゆずかを驚かせようと自宅に脚立で2階の窓から侵入しようとしたり、魔法少女姿のゆずかやミトンを見てもさして驚かず、むしろハイテンションで写真を撮りまくったりと非常にマイペース…というより自由人。

ほかにも、真冬のおじいちゃんがネットゲーム廃人という衝撃的な設定も。「ギルド戦日本代表決定戦があるから」なんて理由でお店を休みにするなど、ゲームに全てを注いでいます。真冬やゆずかが魔法少女姿でそこにいても、「可愛い」とかはなくひたすらゲームに熱中し続ける、もしくはゲームの話を織り交ぜてくるという徹底っぷり!

こんな環境だからこそ、子どもたちがしっかりとしているのかもしれませんね…笑

 

基本的には、このように特別何かが起こるわけでも戦うわけでもなく、平和な日常を送っていきます。しかし過去には戦闘も行なわれていたようで、1巻後半ではそんな「元魔法少女」やその過去も描かれます。「過去」と「今」のギャップといったらもう…。

2巻以降では、ミトンが魔法少女はドジっ子で勉強ができない、という思いこみを持っている理由も分かります(笑)

正統派でもどシリアスでもない、ちょっと変わった魔法少女もの『魔法少女なんてもういいですから。』で、魔法少女たちのゆるーい日常を覗いてみませんか?

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文=水音

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